こんにちは。ペイントホームズ黒石・平川店です。
今回は、前回のブログで現地調査の様子をご紹介した、弘前市A様邸の外壁塗装・屋根塗装工事についてお伝えします。
現地調査では、外壁の凍害やコーキングの割れ、金属屋根のサビ、樋の詰まり、付帯部の傷みなどを確認していました。今回は、それぞれの状態に合わせて下地を整え、外壁と屋根をシリコン樹脂塗料で仕上げています。
前回の現地調査の記事はこちら
施工前に確認した外壁の凍害や屋根のサビ、コーキングの状態などをご紹介しています。
弘前市A様邸の外壁塗装・屋根塗装前の現地調査を見る
今回掲載する写真は、工事全体の中から一部の工程を撮影したものです。写真に写っている作業だけでなく、補修、養生、コーキング工事、ケレン、中塗り、付帯部塗装、乾燥時間の確保、最終点検など、建物の状態に合わせて必要な工程を進めています。
1. 弘前市A様邸の外壁塗装・屋根塗装が完成しました
はじめに、施工前と施工後の外観をご覧ください。

施工前は、外壁全体の色あせや汚れに加え、部分的な凍害や塗膜の傷みが確認されていました。屋根にも経年によるサビが見られたため、外観を整えるだけではなく、外壁材や金属屋根を保護するための下地処理が必要な状態でした。

塗装後は、外壁全体の色と艶が整い、明るく落ち着いた外観に仕上がりました。
A様邸では、1階と2階を横方向に分ける配色ではなく、建物の外壁面や縦方向の形状に合わせて2色を使い分けています。
広い外壁面には明るい色を使用し、玄関まわりから上へ伸びる正面の外壁面などに少し濃い色を配置しました。建物の凹凸や縦のラインが引き立ち、すっきりと高さを感じる仕上がりになっています。
弘前市A様邸の使用塗料と塗装色
| 外壁塗料 | シリコン樹脂塗料 |
|---|---|
| 外壁色 | 22-60B・25-75B |
| 配色方法 | 外壁面や建物の形状に合わせた2色仕上げ |
| 屋根塗料 | シリコン樹脂塗料 |
| 屋根色 | ノアール |
屋根には濃色のノアールを使用しました。淡く落ち着いた外壁色と組み合わせることで、建物上部や外周のラインが引き締まっています。
弘前市A様邸の施工例も公開しています
施工前後の外観や外壁・屋根の仕上がり、今回の工事内容を施工例ページにまとめています。
外壁塗装・屋根塗装の施工例を見る
2. 塗装前の高圧洗浄で汚れを落とします
外壁塗装や屋根塗装では、塗料を塗る前の高圧洗浄が欠かせません。

外壁や屋根の表面には、砂ぼこり、雨だれ、傷んだ旧塗膜などが付着しています。汚れが残った状態で塗装すると、新しい塗料が下地に密着しにくくなるため、塗装する範囲を丁寧に洗浄しました。
窓や玄関まわりは、外壁との境目に汚れがたまりやすい場所です。周辺の状態を確認しながら洗浄し、十分に乾燥させてから補修や養生へ進みます。
現地調査で確認していた樋の泥や汚れについても、状態を見ながら清掃を行っています。
3. 外壁の状態を整えてから下塗り
高圧洗浄後は、外壁の傷みを確認し、必要な補修や下地処理を行ってから下塗りへ進みました。

下塗りには、外壁材と仕上げ塗料をつなぎ、塗料の密着を助ける役割があります。また、傷んだ外壁が塗料を必要以上に吸い込むのを抑え、次に行う中塗りや上塗りを均一に仕上げやすくします。
A様邸では、施工前に外壁の凍害や表面の浮きが確認されていました。弱くなった部分の上からそのまま塗るのではなく、状態に応じた処理を行い、塗装できる下地へ整えています。
下塗りは完成後に見えなくなる工程です
仕上げ塗料の性能を生かすためには、外壁の傷み方を確認し、下地に合った補修と下塗りを行うことが大切です。
4. 金属屋根に2液型さび止めを塗装
金属屋根は、表面の塗膜が傷むと雨水や雪解け水の影響を受けやすくなり、サビが広がることがあります。
A様邸の屋根にもサビが確認されていたため、ケレン作業でサビや傷んだ旧塗膜を整え、洗浄と乾燥を行った後、下塗りとして2液型のさび止め塗料を施工しました。

2液型塗料は、主剤と硬化剤を決められた割合で混ぜて使用します。混合後に使用できる時間が限られているため、施工する範囲に合わせて必要量を調整しながら塗り進めます。
屋根の平らな面だけでなく、立ち上がりや継ぎ目付近も確認し、塗り残しが出ないよう施工しました。
5. 屋根はノアールのシリコン樹脂塗料で仕上げました
さび止め塗装後は、定められた乾燥時間を確保し、中塗りと上塗りを重ねます。

屋根色には、落ち着いた濃色のノアールを使用しました。淡い外壁色との明暗差が生まれ、建物全体を引き締める色合いです。
写真では、下塗り部分と仕上げ塗装後の部分の違いが確認できます。塗料の偏りや塗り継ぎが目立たないよう、ローラーの動かし方をそろえながら仕上げました。
弘前市周辺の屋根は、雨や紫外線に加え、積雪や雪解け水の影響も受けます。金属屋根のサビが広がる前に塗膜を整え、表面を保護することが大切です。
6. 凹凸のある外壁面をシリコン樹脂塗料で上塗り
外壁は、下塗りの後に中塗りを行い、乾燥状態を確認してから上塗りへ進みました。

表面に細かな凹凸がある外壁は、平らな面と比べて塗料が入りにくい部分があります。ローラーを一方向に動かすだけではなく、くぼみや模様の奥まで塗料が行き渡るよう確認しながら施工しました。
塗料を多く付けすぎると模様がつぶれやすくなり、少なすぎると塗り残しにつながります。外壁の形状に合わせて塗料の量やローラーの動かし方を調整しています。
7. サイディング外壁も模様に沿って仕上げます
こちらは、細かな横方向の模様が入ったサイディング外壁の上塗りです。

サイディング外壁には細かな段差や溝があります。表面だけをなぞるように塗ると、溝の奥に塗料が入らないことがあるため、塗り残しがないか角度を変えながら確認しました。
A様邸では、外壁の面ごとに22-60Bと25-75Bを使い分けています。1階と2階を単純に分けるのではなく、外壁面の切り替わりや建物の形状に沿って色を配置することで、自然なまとまりを持たせました。
8. 写真に写っていない工程も必要に応じて行っています
今回のブログでは、高圧洗浄、外壁の下塗り、金属屋根のさび止め、外壁と屋根の上塗りをご紹介しました。
実際の工事では、掲載した写真以外にも、建物の状態に合わせて次のような作業を行っています。
- 施工前の建物全体の確認
- 外壁の凍害部分や浮いた箇所の下地処理
- 外壁目地や取り合い部分のコーキング工事
- 金属屋根のケレンと清掃
- 窓、玄関、設備などを保護する養生
- 外壁と屋根の下塗り・中塗り・上塗り
- 各塗料に必要な乾燥時間の確保
- 付帯部の補修や塗装
- 塗り残しや汚れがないかの最終点検
施工写真は作業全体の一部分です。写真がない工程を省いているわけではなく、外壁材や屋根材の状態、使用する塗料に合わせて、一つずつ必要な作業を進めました。
塗装後には見えなくなる作業も大切です
完成後の色や艶だけでなく、その下にある洗浄、補修、ケレン、下塗り、乾燥管理を適切に行うことが、仕上がりを支える土台になります。
9. 弘前市A様邸の外壁塗装・屋根塗装を終えて
弘前市A様邸では、施工前の現地調査で確認した外壁の凍害や屋根のサビなどに合わせ、必要な下地処理を行ってから塗装を進めました。
外壁にはシリコン樹脂塗料を使用し、22-60Bと25-75Bの2色で仕上げています。配色は階ごとに分けるのではなく、外壁面や建物の縦方向の形状に合わせて使い分けました。
屋根にもシリコン樹脂塗料を使用し、色はノアールを採用しています。明るくやわらかな外壁色に濃色の屋根を組み合わせることで、落ち着きのある外観にまとまりました。
前回の現地調査の記事と今回の施工記事をあわせてご覧いただくと、塗装前に確認した劣化に対して、どのような工程で工事を進めたのかが分かりやすくなります。
弘前市・黒石市・平川市周辺で、外壁の剥がれや色あせ、屋根のサビ、コーキングの割れなどが気になっている方は、傷みが広がる前に建物の状態を確認しておくことが大切です。
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