こんにちは、ペイントホームズ黒石・平川店です。

今回は、弘前市のH様邸で行ったコーキング（シーリング）工事の様子をご紹介します。
コーキングは、外壁の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ「家の防水性を守るための重要な部分」。

しかし、紫外線や寒暖差の影響を受けやすく、新築から約7〜10年で劣化が進むと言われています。
青森県は特に寒暖差が大きく、冬季は凍結と融解の繰り返しがあるため、コーキングの劣化が全国的にも進みやすい地域です。

ひび割れ・剥離・肉やせなどを放置すると、雨水が壁内部へ入り込み、外壁材の反りや塗膜の剝離、さらには雨漏りに繋がるケースも…。
そのため、定期的な点検と適切な「打ち替え工事」がとても大切です。

 

弘前市H様邸 コーキング工事の流れ

今回のH様邸では、既存コーキングが硬化・ひび割れを起こしていたため、
「全て撤去 → 新しく打ち替え」の本格施工を行いました。

 

① 着工前（現状確認）

まずは既存のコーキング状況をチェックします。ひび割れ・痩せ・剥離など、明らかな劣化症状が確認できました。

 

② 既存コーキング撤去

劣化したコーキングをすべて丁寧に撤去します。ここをしっかり行わないと、新しいコーキングの密着力が大きく低下してしまいます。

 

③ プライマー塗布（密着向上）

新しいコーキングをしっかり密着させるため、専用プライマーを塗布します。
この工程を省く施工業者もいますが、工事の耐久性を左右する非常に重要な作業です。

 

④ 新しいコーキング材を充填

充填は、隙間なく丁寧に埋めることがポイント。
気泡が入らないよう慎重に施工し、防水性を最大限に高めます。

 

⑤ ヘラならし（仕上げ）

仕上げのヘラならしで表面を整え、均一で美しいラインに仕上げます。
ここがキレイだと、外壁全体の仕上がり品質も大きく変わります。

 

⑥ 完了（仕上がり）

新しいコーキングがしっかり外壁に密着し、防水性が大幅に向上しました！
これで雨水の侵入リスクが減り、外壁の耐久性も長く保たれます。

 

❄ 雪が降る前に工事が完了してよかった理由

今回H様邸のコーキング工事が “雪シーズン前に完了” したことは、青森県エリアでは大きなメリットになります。

黒石市・平川市・弘前市は、毎年11月後半〜12月頃から本格的な降雪が始まり、
気温が0℃を下回る日も多くなる地域です。気温と湿度の影響を受けるコーキング工事は、冬の施工が難しくなるケースが多くあります。

雪の前に工事を終えることで、以下のメリットがあります。

• 気温が安定しており、コーキングの硬化不良が起きにくい
• 外壁の隙間から雪解け水が入り込むリスクを防げる
• 冬特有の凍結 → 膨張 → ひび割れの悪化を防止できる
• 積雪による工期の遅延がなく、安全に作業できる

特に青森県のような豪雪地帯では、
「雪が積もる前にコーキングを打ち替える」＝外壁を守るための最適なタイミングと言えます。

H様邸でも、冬前の適切なタイミングで施工できたことで、
来シーズンの厳しい寒さや凍結による外壁ダメージを大きく抑えることができました。

コーキング劣化を放置するとどうなる？

青森県のように寒暖差が大きい地域では、コーキングへのダメージが特に蓄積しやすく、
以下のような症状につながることがあります。

• 外壁材の反り・浮き
• 雨漏りの発生
• 外壁内部の腐食
• 塗膜の剥がれ

「気づいた時には内部がボロボロ…」という例も珍しくありません。
定期点検や、築7〜10年のタイミングでの打ち替え工事がおすすめです。

 

黒石市・平川市・弘前市でコーキング工事ならお任せください

ペイントホームズ黒石・平川店では、

黒石市・平川市・弘前市を中心に、
外壁塗装・屋根塗装・防水工事・コーキング工事を承っております。

戸建てだけでなく、アパート・店舗・工場など、さまざまな建物に対応可能です。

「目地のひび割れが気になる」
「外壁が古く見えてきた」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください(^^)/